キレドの野菜本発刊と写真展「畑からの記録」明日から。


あけましておめでとうございます。2015年後半から、忙しさにかまけており、久々のBlog更新です。今年はもう少しこまめに活動報告していくつもりです。

さて新年早々、お知らせです!

とっても面白い野菜農家kiredo(キレド)のクリタタカシさんからのお声がけをきっかけにひそかにスタートしていたプロジェクトが早くもひとつ、小冊子として形になりました。その名も「キレドの野菜本」です。まずは「第1号 バターナッツ」が発刊となります。

それにともないキレドベジタブルアトリエにて明日1月6日(水)から31日までの期間、2015年の夏から秋にかけてkiredo畑で撮れた写真から大小18点程、展示しています。初日である明日、1月6日は在店予定です。

とここまで書いてみて「キレドの野菜本ってどんな本?」「バターナッツって何?」という疑問の声が聞こえてきそうなご案内ですが、、。

まずは「キレドの野菜本」について少し。クリタタカシさんは四街道に畑をもち、普通のスーパーには並ばないような面白くて美味しいさまざまな野菜を家庭の食卓へ届けてくれる、新進気鋭の農家kiredoの代表です。クリタさんは普段から畑で感じている野菜の面白さ、畑の美しさをもっと畑の外の人たちにも伝え、より多くの方の興味を畑にひきつけたい。という想いから僕に声をかけてくださいました。

実際、畑に行ってみると、とにかく驚くことばかり。初めて知る野菜たち、知ってるはずの野菜の知らなかった食べ方、美味しくて楽しい!畑ってこんなに面白い場所だったのかと、五感がムーンウォークするような洗礼を受けました。

そして僕たちは毎週のように畑で写真を撮りはじめました。そこから生まれた最初の収穫物が「キレドの野菜本」なのです。「キレドの野菜本」は、キレドの畑で育つ年間約150種の野菜から丸ごと1冊使って1種ずつ特集してくという、気が遠くなるような奥深い野菜の宇宙を旅するシリーズ本です。その記念すべき第1号でとりあげるのが、バターナッツという名のカボチャなのです。その名のとおり、巨大な落花生みたいな容姿の愛嬌たっぷりのカボチャです。このカボチャについて、色々な視点で撮影した写真や、美味しい食べ方や意外な食べ方、育て方までオイシイところをつめこんでおり、マニアックでありながら野菜オタクでなくても美味しいもの好きな人には何か新しい発見があるような内容になっています。僕は冊子内の全ての写真からデザインまで担当しています。そして今回は駄文ながら、コラムまで書かせてもらいました。

長くなってしまいましたが、言いたい事はひとつです。ちょっとでも興味を持った方は、是非一度、kiredoさんの野菜を食してみることを強めにオススメします。きっと日々の食生活がググッと楽しくなりますよ。それからきっと、畑に行ってみたくなるでしょう。


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